讃岐小僧のEngineering×Techメモ

未経験から挑戦中のプログラミングや、趣味の野球や狩猟について、その他、ビジネスやテクノロジーをテーマに様々なことをつぶやく場所です。

心理的安全性について

目次

f:id:keisuke8925gdk:20191019162146p:plain 引用:心理的安全性ゲーム

はじめに

この記事はエモくなることを最初におことわりしておきます。

2019年10月18日(金)

サラリーマンたちがお姉さん達のたくさんいるお店に飲みに行っているのを横目で見ながら、僕はこれまで僕の心の中でずっと引っかかっている不安定や、苦しさや、 ずっと刺さりっぱなしの沁みてくるとげ、みたいな心理的不安定を少しでも理解して克服するきっかけを掴みたくてConnpassで紹介されていた「心理的安全性ゲーム体験会@高松」に参加した。

まずはじめに、イベントのリード文を引用させていただきます。

今日、私たちを取り巻く環境は、複雑で、不安定な環境となっています。

これまで、私たちを取り巻く環境は、変化が少なく、未来が予測でき、組織は過去に決めたゴールを目指し、自らの規模を把握しながら、信頼のある手段を用いて、進んでいました。 しかし今では、環境が常に変化し、未来は予測できず、組織の目の前には新しいゴールが次々に現れ、共に歩むメンバーも定まらないまま、新たなやり方見つけながら、進む必要があります。

その時に組織に必要なのは「学習する」ことです。

「学習」は、個人で行っても、グループで行っても知識を得ることができます。 しかし、複数の人が協調しながら行う組織の仕事に必要な知識は、グループとして「学習する」ことで得られます。 グループとして「学習する」ためには、組織的な取り組みである「学習するための組織づくり」が不可欠です。

「学習するための組織づくり」に欠かせないが「心理的安全性」です。

引用元:心理的安全性ゲーム体験会@高松

数ヶ月前、新たな組織にジョインした僕がその組織に対して感じたことは「何を学んでいるのかわからない」ということだった。

社内業務の効率化でRPAを導入し、チャットツールを導入し、スマートフォンを配布し、パソコンを支給し、社内のネットワークを強化し、レガシーシステムはやりかえ、様々な施策を行なっている。

一見、ポジティブだ。

だが、これらを進めてきた中で何が課題としてあがり、どんな会話をして、どうやって乗り越え、これからどのように効率的に運用していき、他の誰かを巻き込んで、みんなを幸せにしていくのか、そもそも製品を選んだ過程や、その中で行われたユーザとの会話・想いが何も見えて来ないのだ。

中にはプロジェクトが立ち上がり、すでに1年以上がすぎており、大きな成果がないまま、既にツールだけに数百万円と膨大な時間を費やしていながら未だに「新たなツールを検討しています。」という報告を月一回してくる人チームさえある。

「失敗しています。」の一言さえ言えず。

誰もなんで、ここに他のメンバーは思っていることを言わないのか、それともそれが普通なのか、何がどうなってそうなるのか、、僕には理解できない。

よく言えば、優しい、悪く言えば「学習していない」組織ではないだろうか。

「失敗しています。助けてもらえませんか?」と言って欲しい

僕はこの人に「失敗しています。助けてもらえませんか?」と言って欲しい。

気持ちはすごくわかる。

グループ会社から期限付きの出向で本体のIT部署に留学しに来ている人が何も残せてないまま「失敗しています」と言いづらいことなんて。

この人が、留学を終えて帰った後に悪口を言って終わりにするのか、それとも僕たちが進んで声をかけて成功に導けるように頑張り、失敗したとしても、次の施策に繋げれられるポジティブなプロジェクトにするのか試されていると思う。

心理的安全性ゲームでのロールプレイ

ゲームの進め方に関してはyattomさん心理的安全性ゲームのページを見た方が詳しいですが簡単に讃岐小僧の方でもご紹介させていただきます。

ゲームは1グループ4〜5人で構成して、できればそのグループに設定をつけておきます。

次に発言カードまたはOptionカードをランダムに4枚配布します。

この状態で、平和を乱す役とその人に対して声をかける人にわかれます。

平和を乱す人は状況カードを一枚引いて、心を込めてその状況を伝えます。

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この状況に応じて、声をかける人は発言カードとOptionカードを使って、その状況に発言をします。
(Optionカードを使ったら発言カードを1枚補充します)

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これを一周したら、平和を乱す人が一言で感想を伝えます。
これを繰り返します。

今回の僕たちのグループでは、納期一週間前のホームページ開発で、お客さんが2人、残り3人は開発会社で、2人が開発者で1人がマネージャーという設定にしたのでその時のイメージを貼ります。

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HP開発依頼者A:「こう思うんだけどどうかなぁ〜」

開発者A:「無理だね。」

HP開発依頼者B:「個人の自由で。」

開発者B:「やめておこう。」

開発マネジャー:「私は反対します。」

思っていることを伝えようとしたお客様は開発依頼者に会話にすら乗ってもらえず、仲間にも半ば責任放棄な感じで、突き放される結果となりました。

平和を乱した人は最後の感想で「お願いする会社を間違えたと思った。」と言っています。

それ以外にも、仲間からの態度や、かけられた声で思ったことはいっぱいあったと思います。

という感じでゲーム最後に未来のチームのすがたの6つの項目のそれぞれでどうなのか振り返ります。

1. 失敗を共有できる
2. お互いから学べる
3. わからなければ質問できる
4. より強く助け合える
5. 助けを求め合える
6. 挑戦が増える

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他にも様々なケースがありました。
声の掛け方、そもそもワードチョイス、実際にやってみることで改めてこう思うよなっと認識することができました。

参加者の皆さんで全体の振り返りをしたのでそちらも貼っておきます。

(たまたまですが、緑で書いているものは全部ではないですが、だいたい僕の書いた振り返りですね。)

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モダンアジャイルへ向かうための4つの原則

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  • Make people awesome (人々を最高に輝かせる)
  • Deliver value continuously (継続的に価値を届ける)
  • Make safety a prerequisite (安全を必須条件にする)
  • Experiment and learn rapidly (高速に実験 & 学習する)

「モダンアジャイルの4つの原則」とは言っているものの、アジャイルやモダンアジャイルスクラムといった用語が自身の中で揺らぐことがあるのでいったん、これらを総称して

「成功へのアプローチ」としてざっくり認識します。

さて、話を現実と照らして、「成功へのアプローチ」の会話したいと思います。

現実に起こっている社内の失敗プロジェクトで安全が仮に保証されているとどんなことが起こるだろうか考えてみた。

現状 安全になったチーム
失敗なんかしたら肩身が狭い  そんなの関係ない、会社のために新しいことにチャレンジして様々なことを学んでくれた。「失敗しています。助けてもらえませんか?」と相談できるチームになるのではないか?
「難しいから相談したい。。。」

っち(舌打ち)、無能が

自分には関係ないから無視

ベンダーに投げれば?

やめた方がいんじゃない?

忙しいのでそっちはそっとで頑張って。
そうですよね。僕たちもやったことないですし、一緒に考えませんか?

こんな記事がありますよ!
(ググって共有)

落ち着きましょう、問題の部分を話しましょう!

..こうなることで成功に向かって一致団結できるのではないか?
「前こう考えたんだけど間違ってた、方向修正しないと。。」

まじで無能。

死ねよ。

確認しとけや。

僕は関係ない。

私のプロジェクトじゃないので関わらないでおこう
(無言で心の中で)
そうだったんですね。なんで間違ったんでしょう?次回からこれは間違えないように対策しましょうか!

僕も確認していませんでした。もし可能なら部分的でもリカバリー手伝います!

..変更や状況の変化を早く共有できるようになり、結果利用者にとっての価値の高いものを提供できるようになるのではないか?

っと、こんな感じで劇的に変化できるのではないだろうか。
会話が盛んになり、もっと大々的に高速に継続的に、チームも最高に輝き始めるのではないだろうか。

そんなチームが成功できないわけがないと僕も感じる。

The Prime Directive

yattomさんに安全性と言いつつつも、失敗したらどうしてもミスが、ツールが、スキルが、やり方が、僕が悪いです、、という方向に議論が言ってしまうんです、という会話をしてみた。

yattomさんは「プライムディレクティブ」という言葉を教えてくれた。

retrospectivewiki.org

全員が全員ができたであろう最高の努力をしたと信じ合うこと

これができれば、無意味な個人攻撃等の後ろ向きな会話が起こることを少しは解決できるのではないか?というアドバイスをいただいた。

正直、人間的にもスキル的にも仕事に対する熱量的にもとても難しいことだと個人的に思ったのは事実だ。

でも、確かに、自分だってできないことがあるし、教えて欲しい場面もあるし、何より信用して欲しい。

だから、僕も他の人を信用して、でも直して欲しいところや思ったことを尊敬の心と勇気を持って会話しにいくことが大切なのではないかと思った。

また新しい週が始まったら実践したいと思う。

Fan Done Learn

The Prime Drective以外にもyattomさんに、ネガティブな会話内容に終始しないための会話の仕方や振り返りの方法についてどんなやり方があるか教えてもらった。

その中でFun Done Learnという手法を教えていただいた。

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Fun:面白かったかか
Done(Deliver):何ができたか、提供できたか
Learn:何を学んだか

事実とそのほかの個人が思ったことを振り返っていくもので、ネガティブな内容にならないものだ、ぜひこれはチームでも活用したいと思った。

yattomさんのQiita記事

まとめ

全然まとめられていないが、今回の心理的安全性ゲームの体験を通して自分にまとわりついてる不安を取り除けるかもしれないと思うことができた。

もしこの記事をみて体系的に理解したいという方はぜひこちらをのぞいてください。

最後に素晴らしい会を開催してくださったAgile459のみなさま、本当にありがとうございます。

みなさまとまた四国を盛り上げていける何かができると嬉しく思います。